甘露

□プロローグ
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"楽園"と呼ばれた、美しい島があった。

或る時、海の神はその島に娘を住まわせた。

海神に愛され、祝福された美しい娘を……。



"我が娘を手に入れし者は、海の秘宝をその胸にいだくだろう…。"


その言葉を残し、海神は海原へとかえっていった…。

楽園には"曇り鏡の魔女"が残った。

―美しく、優しい、海神の娘を護るため…。


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