くれぃじーにゃいと(短編andパロディ)

□違い★動物パロ白虎×狼
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『ねーねー郁、どうして俺等ってこんなにも違うの?』
いつものようにじゃれ合ってた際いきなり問いかけたのは
隼斗だった

金に近い茶色の耳と尻尾をぴくぴくと動かせながら切なそうに聞いた

『知らねー。』
そう答えたのは郁だった
隼斗とは違う
プラチナのような銀に黒のシマシマが入った尻尾をブンブンと振りながら言った


隼斗は『狼』だった。
それも罪を起こした狼の親類にあたる罪の子
対する
郁は『白虎』
白虎のなかでも気品が高く
毛色はとても美しい
そして次期、白虎の長となる子。


・・・だから互いに違うのはあたり前
今更どうして?と聞かれても
パッとする答えなど出るわけがない

『俺郁と一緒が良かったな』
隼斗は切なそうに
そう呟く

・・・

『・・・。』
『・・・。』
沈黙は、二人を包む
『・・・』
『・・・。』
『・・・』
『・・・あのさ、』

重たい沈黙の中先に口を開いたのは郁だった
『俺はさ、隼斗の俺と違う所が好き。綺麗な茶色も、、毛質も声も目の色も・・・それで良いんじゃねーの?良く分かんないけどさ・・・。隼斗は種族が違う俺が嫌いか?』

そう聞けば隼斗は
ふるふると必死に首を振った
『嫌いじゃないよ、嫌いなんかじゃない。俺は・・・ッッ郁の毛の色も目も声も全部全部、大好きだよ。』

・・・種族も違えば
今まで受けてきた待遇も
生い立ちも
階級も

全てが違う。

だけど
そんな2匹だからこそ

きっと・・・


自分にない所を愛していける


『郁、大好き』
『ああ、俺も。』


えんど

_________
と、り、あ、え、ず


土下座させてください

なんだろ。この変な終わり

何だろ。なんかオカシイ。

(^^)/ヲワターー

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