小説1

□第5話 嫌いな先生と保健室の先生と
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「天羽か、この状況はお前がやったのか?」などと言ってきた。確かに私のせいではあるけれど、真っ先に私を疑うなんて、やっぱりこの先生は最悪です。すると保健室の先生が「先生!生徒を疑うのはよくないですよ!」と私をかばってくれました。
「舞、この人達に事情を言って、あの男の子を探すの手伝ってもらったほうがいいと思うよ??今は嫌な先生とか関係なくね」メルは先生に聞こえないように言った。
「そ、そうですね…あの!先生、実は私達…」私は先生達に事情を説明した。
「なるほど…やはりお前のせいだな?まあ仕方ないが、手伝ってやるよ。」「先生!!またそういう言い方して!!天羽さん、今はその本と男の子の生徒を捜しましょう」担任の先生は相変わらず嫌な言い方をして、保健室の先生は優しくしてくれた。そして、男の子と本の捜索を開始した。しばらく暗闇の中を歩いていると、どこからか声が聞こえた。
「…すけ…たすけ…」誰かの声が聞こえた。私は声のする方に歩いた。すると一人の女の子に出会った。
「大丈夫?どうしたのですか?」私は女の子に駆け寄った。すると、何か黒いロープの様な物が女の子の足に絡みついて、身動きがとれない状況になっていた。

続く

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