知りたいよ
□ひだまりの君
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さて、どうしたものか。
誘ってはいなかったものの、材料は多めに買いこんでしまったし。
(腐らせてはなんだから、スザクあたりにでもおすそ分けしとくか)
というわけで4人分の夕食。
ロロとナナリーを眠らせて、明日の朝食の下準備でもするか、というころ。
ピンポーン
部屋のチャイムが。
(誰だよ、こんな時間に…)
「ルルーシュー!!!」
「はっ?!ジノ…?」
そこには夜もなお輝く金色が。
「ルルーシュに会いたくてなぁ、仕事マッハで終わらせて来ちゃった!!」
会いたくて、とか
こいつは恥ずかしい台詞を堂々言いやがって。
「馬鹿お前…」
なんで
「ルルーシュ!私に食べさせてくれ!“奥様の手料理”!!」
会いたい、って思ったときに
来てくれるんだ
「奥様、だと///馬鹿め」
「馬鹿馬鹿言うなよ!私は恐れ多くもナイトオブスリーだぞ?」
陽だまりのような笑顔で
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