□待って!
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「すっ好きです!」

放課後、呼び出し、校舎裏。
此処まで来たら告白かリンチしかフラグは立たないモノで。
私だって女だし、此処は告白のが良いよねって思う。

そしたら…案の定?
隣のクラスの人に愛の告白されちゃった訳。

…これでも私、好きな人もいて、その人が偶々だと思うけど、近くの木の裏に隠れてる。
可哀想。
多分用事があって通りかかったんだけど出るに出られないんだ。


「ごめんなさい…」

そう告げると、告白して来た人は去る。


「………ロロ?」

「先輩…」


私が声をかけると想い人兼後輩であるロロが顔を出す。


「気まずい空気だったよね、なんかごめん。」

「あっ…なんで先輩が謝るんですか!?何も、悪くないのに…」



また、気まずい空気が流れる。


「……………せ、先輩って彼氏、とか…好きな人、とか、いたんですか?」

「えっあっ…好きな人はいる、んだけど…」


また沈黙。
そして好きな人は貴方です、と言う勇気がある訳ではないので私はなんとなく居たたまれない気分になった。



「あのっ諦めませんから!」


ロロからいきなり宣戦布告。
何がなんだか解りません。


「…えっと………?」

「だから、僕先輩の事大好きだから諦めません!」



そう言ってロロは走り出した。



私は直ぐに後を追う。
自分の正直な心を伝える為に。






私の愛を聞いて頂戴





+





久しぶり更新すいません;;
ロロは今でも大好きですよ^^
アラベスク熱唱は健在ですよ(聞いてない)
後輩彼氏ってショタコンの私には凄い魅力的なんで具現化(?)しました(*´∀`*)



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