夢
□いつからか
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「先輩!その書類僕が持ちますよ!」
にこにこ笑顔のロロ。
因みに、もう表でも呼び捨て。
本人が、堅苦しいから呼び捨てで良いです、と言って聞かないからだ。
「あ、これぐらいなら持てるから大丈夫。」
出来るだけ笑顔を作って(でも引きつってるけど)、やんわり断わりを入れる。
「そんな!遠慮しないで下さい!…僕と先輩の仲じゃないですか………遠慮なんて、ね?」
誰この黒い子。
て言うか…どんな仲?
「ほら、誤解受ける言い方しないの。」
叱る様に言えばロロは俯く。
口元が微かに動く。
『い う こ と き け』
…怖い。
この間ナイフで殺されそうになったしさ。
「や、やっぱ半分ぐらい持ってもらって良い?」
言いなりは癪だけど、私に世話焼く理由が「兄さんに、良い弟って思われたい」だから許す。
理由は可愛いのよ。
…理由は。
「ロロは良い子だね。こんな良い弟がいるならルルーシュは幸せだね。」
折角だから褒めてあげる。
特別サービスなんだからね。
「あっありがとうございます!」
あ、れ?
照れてる…?
「…っ兄さん!」
ロロはルルーシュに向かって小走りで近付くと、ルルーシュの耳に口を近付けた。
ゴニョゴニョとルルーシュに何か囁いてるロロは乙女ちっく。
「そうか、良かったな。」
何が良かったんだルルーシュ。
「う、うんっありがとう兄さん…こんな事言えるの兄さんだけなんだ。」
ちょっ気になる!
ふ、とロロの口元が動く。
『こ っ ち が ん み し な い で』
…やっぱり可愛いのは顔だけ?
いつからか
神に祈るのを諦めた.
+
ヤンデルージくんではなくクロロくんに←
でも続きモノ(^ω^)
ロロくん可愛いよロロくん←
取り敢えずまだ続きます;;
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