□突然と
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いきなりだった。
ナナリーの居た位置に、弟が現れたのは。
皆…覚えてないの?
ルルーシュの家族はナナリー。
妹はナナリー。
…弟なんていなかった。


ルルーシュはナナリーを忘れてしまったの?

駄目。
私の知ってる世界を壊さないで。

壊したのは………ロロ。
きっと嫌な人なんだ。


「…ロロくん、ちょっと良い?」
「あ、なんですか?先輩。」

パタパタと小走りで来るロロ。
犬のしっぽが見えたとか思ってはないからねっ!


「本当にちょっとなんだけど…話があるの。今大丈夫?」
「大丈夫です。」

ニコリと笑ったロロは振り返って、兄さん先帰ってて!、と叫んだ。


「あ、此処が良いな。」

ルルーシュが先帰ったなら喫茶店にでも行きましょう、奢るから、とロロをお気に入りの喫茶店に連れ込んだ。
店の特等席を陣取ってカフェラテを頼む。


「えっと、お話って…?」


びくびくしながら問うロロは可愛い。
けど…騙されない。


「ナナリー……………」

ぽつんと。
小さく呟く。

ロロの肩がガタリと揺れて、顔は俯いた。


「やっぱり。事情お願い出来る?スザクも一枚噛んでるみたいだし…ね。」

ロロは俯いたまま動かない。
否、何か言ってる…?


「          」

「、え?」


「ころしてもいいのかな」


君はいつまでも私を睨んでいるんだね。




突然と
原因不明の後悔の波.





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ロロ夢!←
微ヤンデルージくんです(^ω^)
多分続くんじゃないかなって思います;;
基本的に下書き書かないので解りませんがorz




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