俺達の絆
□10日目
2ページ/4ページ
ベッドに功一君を寝かせる。
熱は…ないみたいでよかった。
静「おにぃ!大丈夫?」
A「静奈ちゃん、泰輔くん。お店。
ここは俺らがいるから、お店に行って来て。
お客さんが待ってる」
泰「…しぃ。いくぞ」
静「えっ?でも…」
泰「相葉さん達に任せて、今はお客が大切だろ?
兄貴だって、そう言うと思う」
静「うん…」
「おにぃをよろしくお願いします」と言って二人は出ていった。
功一くんは、ベッドでスーっと寝息をたてて寝ている。多分、疲れがたまってたんだと思う。
午後2時頃。
泰輔くん達は、仕事があるからと言って、アリアケを後にする。
功一くんは…。
功「…さと…、し…」
はいっ!?今、なんて言った?寝言?
O「智って…言ってくれた、」
功一君の手を握り嬉しそうに微笑むリーダーを、ちょっとうらやましいなって思った。
.