俺達の絆
□1日目
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「妖精さん。あなたはなんで俺のところに?」
『あたしは、貴方に大切なことを伝えにきたの。
貴方達[嵐]は神様の気まぐれによって、全く別の人生を歩むことになっているの』
「ちょっ、意味わかんねぇ」
『簡単に話すと、嵐が嵐じゃなくなったの!』
・・・意味わかんねぇ。なんで気まぐれで、俺らが離ればなれになんなきゃならねぇんだよ。
嵐が嵐じゃないって……。それなら、俺はなに?
「みんなは?どこにいったの?」
『あたしには、わかるけど…口止めされてる。
あっ相葉ちゃん。』
「お前なんで俺の名前知ってんの?」
『だって、あなた[嵐]だもの。
それより、期限は1ヶ月。これをすぎても全員がそろわなかったら、[嵐]としての記憶が全て無くなるわ。関わって来た人の記憶もね』
「マジで…?最悪…」
気まぐれで、しかも期限付き。
みんなの記憶はなくなってる……ってことはさ…。
完璧、独りじゃん、俺…。
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