俺達の絆
□2日目
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さっそく、朝ひ…じゃなくって夕日テレビ局に入った。
「君キミ!勝手に楽屋の通路の方にいっちゃダメだよ。」
「あっ、いや俺は…」
「俺は嵐の相葉だ」って言い掛けたけど、今はそんな人物存在しない。
俺は今は、一般人の相葉雅紀だ。
楽屋に行こうとしたが、受付まで戻されてしまった。
(どうやって、…矢野健太のとこに行こう?
こんな時、皆がいたらどうするんだろう?)
俺は大きなため息をついた。
『相葉ちゃん。どうするつもりなの?』
「…んだよ…誰のせいでこんなことになってると思ってんだよ。
俺は…普通にみんなと嵐やってきただけなのに…」
なんで俺だけこんな目になったんだよ。
俺だけ独りじゃんかよ。
みんなは、他の人生やってるのに俺だけ独り…。
夕日テレビの近くの河原で嘆いてると、後ろから足音が聞こえた。
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