テイルズオブフューチャー異世界の旅人

□テイルズオブフューチャー異世界の旅人第九話〜対決!アサワール!〜
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    回想


「いいか?作戦はこうだ。まずお前が一気に走り出す瞬間、俺が砂が沢山入った弾を撃つからお前は砂煙の中、低い姿勢で待機しろ」

「うん」

「まず俺が攻撃をしかける、もちろんアサワールは防ぐ、そしたら俺は剣を踏み台にして跳ぶからお前は突っ込んで横一閃をしろ」
「それで?」
「だがこれもアサワールは避けるだろう。防ぐか、跳んで避けるかだ。それは俺にはわからん。だが心配すんな、跳んで避けたって防いだってなんとかなるさ」
「心配だなぁ」
「ま。後はウッドロウ陛下がどう出るかだな」
「ホントにそんな事出来るのか?」
「一か八かの賭けさ」


    回想終了


「とゆーわけ」
「なるほど……私は動く事を読まれていたのか」
「まぁしょうがないさ、アイツは六、七歳で隊長になったからな人の行動を読むのは得意になっちゃったってわけさ」


銀真の言ったことにウッドロウは驚いた。


「それはどうゆう事だい? 彼は六、七歳で隊長をやっていた? どう考えてもありえない」
「これは本当の話さ、まぁこの世界の者達にはわからない話だがな」
「それは一体…「銀真!そろそろ来るぞ!ウッドロウ陛下もよかったら手伝って!」……わかった」
「ウッドロウ陛下。援護お願いできますか?」
「任せてくれたまえ、期待には答えるよ」
「さぁて、そろそろかな…」


瀧風が予想するなか、砂煙は異常なまでに静寂を保っている。だが、
刹那、砂煙の中から何の前触れもなくアサワールが飛び出して来た。


「はぁ!」
「くっ…」


瀧風はアサワールの攻撃を受け止めた瞬間、銀真が横から走ってアサワールに近づいた。斧には炎が纏っている。


「魔王炎撃波!」
「ぐぅ!!」


銀真は業火でアサワールを焼いたがアサワールは後ろに下がり自身を焼いている火を一振りで消した。
化物か、と思えるほどの、異常なまでの強さ。
しかし、その強さを目の当たりにしても、瀧風たちは退かない。




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