テイルズオブフューチャー異世界の旅人

□テイルズオブフューチャー異世界の旅人第八話〜ハイデルベルクでの戦い〜
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「行くぞ!アサワール!らぁぁ!」
「ふ………」


瀧風の一撃を難なく受け止めたアサワールは左手に闇を集めた


「闇牙激竜掌!」
「やばっ……「うりゃ!」おわっ!?」


アサワールの技を喰らう直前、銀真が瀧風を引っ張りその技を避ける事ができた。アサワールの技は標的を失い、近くにあった壁を貫いた


「助かったぜ銀真」
「どういたしまして、しかしおっかないね〜あの技」
「あぁ…やっかいこの上ない」
「どうするよ?」
「作戦を考える、十秒待て」
「OK、OK。それまで時間は稼いどくよ」
「頼んだ」


<銀真サイド>

その時銀真は考えてた、この十秒のインターバルをどう稼ぐかを


「(考えてもらちあかないね、俺の能力フルにいきますか)いくぞ!フレイムドライブ!グレイブ!アクアエッジ!」
「ふっ、粋護陣!」


後8秒か……さてどうしますかね…


「来ぬのなら此方からいくぞ、轟破斬!」

「うおっとと…危な〜」
「剛・魔神剣!」
「うわっ!烈火陣!」


アサワールが繰り出した技を銀真は、危なっかしく技を繰り出し相殺させる。


「ホントによそ見してたら危ないね君は」
「ふっ……闇牙激竜掌!」
「っ……烈火暴龍撃!」


銀真は斧に火を纏わせ、その場で回転し、龍に形作った紅蓮の龍を飛ばす。
闇の竜と紅蓮の龍がぶつかり合い大きな揺れを残して双方の龍は消え去った。


「はぁ…はぁ……ちょい限界…」
「くっ……」


あっちもあれを出すには結構な力が必要みたいだな……だったら今がチャンスか?


「(だったらこのチャンス、逃すわけにはいかないね!)来たれ、鋭き雨の針よ…レイニードル!」
「ぐ、はぁぁぁっ!!」


アサワールは避けることをせずに、雨の針を無数にくらった


「よし、もうちょい押せれば……っとぉ俺は時間稼ぎだったな」
「銀真!」
「おっ、作戦を考えたかい?」
「あぁ!」


<銀真サイド終了>
銀真は走って瀧風の所まで戻り、作戦を聞いた。その作戦に銀真は驚きたじろいだ。


「ホントにそんな事ができるのか?瀧風」
「あぁ……銀真と俺の息が合えばな」
「一か八かの賭けね……面白い!乗ってやろうじゃないか!」
「じゃあいきますか!」
「おう!」


二人はアサワールを睨みながら、武器の柄をしっかりと握りしめた。




続く→あとがき
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