テイルズオブフューチャー異世界の旅人

□テイルズオブフューチャー異世界の旅人第八話〜ハイデルベルクでの戦い〜
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ハイデルベルク旧市街
旧市街で銀真と瀧風は背中合わせをして二人を見ている


「銀真、あっちのソステイルは任せたぞ」
「OK、任せんしゃい。瀧風はそこの子よろしくね〜」
「銀真、死ぬなよ?」
「もちろん。死ぬわけないじゃないか〜妻と息子待たせてるんだからさ」
「ふっ、愚問だったか」
「そういう事」
「お話は終わりましたか?ではいきますよ!」
「「いくぞ!」」


ハイデルベルク城


「ゲホッ……サイクス時間稼ぎは任せたぞ」
「ああ、任しとけ」


サイクスはバルクより少し前に出て、武器を構えている


「クククッ…さぁ…いくぞ!」



テイルズオブフューチャー異世界の旅人第八話〜ハイデルベルクでの戦い〜

まずは旧市街


「はぁ!」
「くっ…オラァ!」
「うわぁ!」


クザフは瀧風に襲いかかるが、瀧風は防いで弾く。
そこを狙い、銃口を向ける

「そこだ、旋雷弾!」
「くぅ!」



「キキィ!」
「よっ、おっと…危ね!」

銀真は両手を使わなければ持てないほどの斧を持っているのに、簡単に避けていた。


「キィキ!」
「遅い!」
「キィ!?」


僅かなスキを見つけた銀真はソステイルの手を後ろに弾いた


「避けきれるかな?真空破斬!」
「ギィ!?」


銀真は攻撃を弾いたまま旋回し斧を水平に振り、吹き飛ばした


「そのままいくよ、旋牙立昇斬!」
「ギィ!?キきィ!」
「ブッ飛べェ!!」
「ギィィィィ!」


銀真は倒れていたソステイルに斧の先端をあて、そのまま斧の先端を大地に滑らす様に回り、切り上げた


「おー飛んだ飛んだ」
「ギッ…」


ソステイルはまた構えているが、少しさっきと構えが違った


「それがアンタの本当の戦い方か…ま、戦いますか」


「はぁ!」
「うおっと危な!おりゃあ!」
「うわっと!」


クザフは瀧風に切りかかったが避けられ瀧風は反撃したが、避けられた


「速いなアンタ」
「お褒めいただき光栄です」
「まぁ…」
「な!?消えた!?」
「……スキを見せたらダメだがな、紅蓮剣!」
「ぐはぁ!くっ…」


瀧風はクザフの目の前から消え、後ろにいつの間にかまわっていて、切り上げと同時にジャンプし、縦の回転切りのまま円型の火を飛ばした。クザフは受身はとったが、ダメージはあった


「くぅ…やりますね…」
「ま、誉め言葉として受け取っとくよ」
「いきます、闇からうまれし影の刃、シャドウエッジ!」
「おっと……ってあり?」

瀧風はバックステップをして避けたはずだが、肝心の影の刃がない。


「スキを見せたらダメ……でしたよね?シャドウエッジ!」
「ぐはぁッ!」




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