テイルズオブフューチャー異世界の旅人

□テイルズオブフューチャー異世界の旅人第六話〜四英雄と懐かしき友との出会い〜
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フィリアは何とか思い出そうとしていたがわからなかったようだ


「うーん…あれを召喚した奴は……(あれは何のために召喚したんだ?ソステイルを従えてたが)……多少は召喚した回数は多いな。それにあれはまだ生きているしな、また会うことになりそうだなー」
「どういう事だ?」
「召喚獣を扱える者は召喚回数はある程度わかるんだ」


そっちではない、とサイクスは首を軽く横に振りながら言った。
瀧風は首を軽く傾げていた。


「じゃあどっちさ、サイクス君」
「あれはまだ生きているの方だ」
「ああ…なるほど。サイクス君は気づいてなかったんだな」
「? 一体何の事だ」
「サイクス君が翡翠衝爆砲を放った瞬間に召喚陣が見えたわけ」
「なるほど、瞬間的に戻したってわけか」
「そーゆー事。あ、そうそう、フィリアさんにスタンから手紙」


瀧風はフィリアにスタンから受け取った手紙を渡した。


「あら? スタンさんから? 珍しいですね」


フィリアは瀧風から手紙を受け取り読み始めた


「まー、どうしますかね次」
「宛先はどうなってる?」
「えーと…フィリアさんには渡したから……後5人かな…」
「そう考えると時間はかなりかかるな」
「いやー、その通り時間が心配なんだ。ガルザムクがいるから移動は楽だが、召喚時間がまだ短いからな。そこが心配なんだ」
「あー…確かに…」


「「───……どうするかなぁ……」」
「どうしたのさ?二人とも」
「いや、これからどうするかと悩んでるんだ。手紙先の最短ルートとか、ソステイルが何故この世界に出現したかを考えなきゃいけないからさ」
「え、でも最後のってダルガードかディルハートに任せればいいんじゃないの?」


瀧風はため息をした。まるで物分かりの悪い生徒の答えを見たような、そんな感じだ。


「咲…どうやって国の方にに伝えるんだ?」
「あ…」
「わかったか?伝える事が出来ない以上、俺たちで答えとかを探し出さなきゃいけないからさ」
「そうだね……で、どうするの」
「ゔ……今考えてる途中だ…」


と言って瀧風は地図を広げルートを考えている


「うーん。こっからだとハイデルベルグって所が近いな……あー……スタンに手紙先の人のいる場所聞いてなかったな…聞いときゃよかった……仕方ない、フィリアさんに聞くか…」




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