テイルズオブフューチャー異世界の旅人
□テイルズオブフューチャー異世界の旅人第三話〜旅立ち、そして出会い〜
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瀧風は振り向き
「サイクス、咲とりあえず休憩できる場所を探そう」
瀧風はそう言い周りを探し始めた。
「この瓦礫をどかせば休憩できるな……よっと」
瀧風は瓦礫をどかし、休憩できる場所を確保した、気付けば日はかなり傾いてた。
「うーん……今日はここで寝るか」
「え…」
「ふむ」
瀧風が不意に言ったことに咲とサイクスは、別々の反応をした。
「お兄ちゃん、本気で言ってるの?」
「当たり前だ、ここの他に何処にある」
「そうだけどさ………」
咲は頬を膨らましながら言ったが、瀧風はあきれる
「頬を膨らましたって駄目だ」
「むーーっ」
「咲、諦めろ野宿よりましだと思うが」
「ハーーイ………」
「ヨシッ俺は草を集めて布団みたくするわ」
※
「ふぅーーい……これでいいだろ…」
【まぁ上手く纏まったなぁ、綺麗な布団みたくに】
シデンが誉めていたのも頷ける程の器用さだった。
「流石お兄ちゃん!」
「さっきまで散々嫌々言ってたのは何処のどいつだっけなぁ咲?」
「ごめんなさい………」
「じゃ、気付けば夜遅いし寝るか〜」
「はーい」
「おやすみ」
夜
瀧風は不意に起き上がり咲とサイクスが起きないようにその場を離れた
「起きてるか?」
【もちろんだ】
「あんたはもう気付いてそうだけどレンズについて教えてくれないか?」
【いいが、気付いてるとはどうゆうことだ?】
シデンは笑いつつも尋ねた瀧風はしかめながら
「気付いてんだろ、笑いながら言うな」
【はははははっ!!悪い悪い、おまえたちは異世界人なんだろ服見た瞬間解ったわ】
「まあ、来た理由はいつか話すよ」
【ああ、じゃレンズについてだ。レンズは高エネルギー源だ】
「ふむふむ……」
【レンズの力を利用して術を出すことが出来る】
「てー事は雑魚魔物から出たこれでも出来るってわけか」
【ああ、だが俺のコアクリスタルを使えばそのレンズよりも強い術を出すことが出来るぞ】
「マジッ?」
【マジ】
瀧風は不意に疑問を持った。
「つーかコアクリスタルって何?」
【人の性格を写したレンズだシェルター開けてみ】
「解った」
瀧風は、シデンのシェルターを開けたそこには綺麗なレンズがあった
【お前が見てるのがコアクリスタルだ】
「へーー」
不意に瀧風は、シデンのコアクリスタルをつついた
【アタァーーッ!!】
「は?」
【コアクリスタルは大切に扱え!俺の心臓部分に近いもんなんだから】
「す、すまない…」
【全く……気をつけてくれ】
「ああ、」
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