テイルズオブフューチャー異世界の旅人

□テイルズオブフューチャー異世界の旅人第一話〜始まり〜
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突然、変な赤紫色の穴から青年が出てきた。袖口から肩まで赤く、胴は黒いフード付きのパーカーを着た青年、瀧風が。


「ふぅ…やっと着いた…」
「今回は、時間が掛かったな瀧」


瀧風と呼ばれる少年の後ろにある、変な赤紫色の穴から更に二人出てきた。
一人は水色のロングの髪で黒い服を全体に着こんだ男。もう一人は、白髪で後ろを縛っている女の子がいた


「時間が掛かって悪かったな、サイクス、咲」


テイルズオブフューチャー異世界の旅人第一話〜始まり〜


咲と呼ばれる少女はよほど疲れたのか、その場に座り込んでしまった。


「おい咲、町近いんだから頑張れよ」
「疲れた…」


咲はその場から動こうとしないため、瀧風は溜め息をした。


「咲、野宿がイヤなら歩け」
「わかったよ、お兄ちゃん」


咲は立ち上がり歩き出した。瀧風はまた深い溜め息をする、半ば疲れが見えている


「瀧、溜め息ばかりしてると幸せが逃げるぞ」


サイクスは苦笑しながら頑張れと言わんばかりに瀧風を励ます。
にっ、と瀧風は笑って


「解ってるよサイクス、そんな事より早く咲に追いつこう置いていかれるぞ」
「そうだな」


咲に追い付くため歩き出そうとしたが、サイクスが急に足を止めて、瀧風を呼び止める。


「瀧風、ちなみにここは何処の世界なんだ?」
「あ……」


この者たちは何を言っているのか、ハタから見ればわからないが、瀧風はすまなそうに笑う。


「悪い悪いすっかり忘れていたよ。ここは四英雄がいる世界だ」


そして瀧風達は、近くの町に着いたが、世界の名前は知ってるが地名などさっぱりだったので、町の人に聴く事にした


「おばさん、ここは何処なの?」


おばさんは少し驚いた顔しながら、瀧風を見る


「あんたここを知らないのかい?ここはクレスタだよ」
「ありがとおばさん、それと宿はどっちの道を行けば着くんですか?」


おばちゃんは向こうを指していた。瀧風はお辞儀してから走り出す


「ありがとおばさん!急がなきゃ!!」


瀧風が走り去った後。


「ありゃ、あっちは孤児院の方だったよ……まあいいか」


おばさんの顔が悪意に満ちた感じだったのは気のせいかな?
そうとも知らず宿に向かって走ってると思っている瀧風は更に足を早める


「ヤバい!!急がないと宿に泊まれなくなる!」


走っていると、角から紙袋を持っている人にぶつかった。


「「おわ!!」」


二人は尻餅をつき、ぶつかった人が持っていた紙袋は綺麗な放物線を描いている。




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