テイルズオブフューチャー異世界の旅人
□テイルズオブフューチャー異世界の旅人第三話〜旅立ち、そして出会い〜
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瀧風は戸惑いながら
「まあ、いいけどよ………こうか?シデン」
【ああ、それで俺の名を呼べばいいだけだ】
「OK──俺に友を守る力を!そして、友の仇を討つ力を!これからよろしくな、シデン!」
その時、シデンが光だしたがすぐに収まった。
【これで契約完了だ】
「今のでか?シデン」
瀧風は未だ信じられない感じを残しつつシデンに聞いた。
【ああ、これで…「あ!お兄ちゃん!やっと見つけた!まったくもうっ心配かけないでよ!」……妹か?】
「ああ、大切な家族さ」
咲は瀧風を不思議そうに見ながら
「お兄ちゃん?誰と話してるの」
「あ、気にしないでくれ独り言だ(咲には聞こえないのか)」
瀧風は、咲に独り言ということで流し、シデンに疑問をぶつけた
【ソーディアンはな相性が合う者にしか聞こえないんだ】
瀧風は感心しながらも周りを見て
「あり?サイクスは?」
「わかんない、別々で探してたから」
その時、横の草が動いた。
瀧風は小声で咲に魔物か?と訪ねたがわかんないと返された。
そして草むらから出てきたのは───
「ふぅ……ん?」
「「………………。」」
「ここにいたのか、探したぞ瀧」
その後しばらく沈黙がしてたが瀧風が我にかえった
「でサイクス」
「なんだ?」
「迷ったのか」
「うっ……」
「否定しないって事は迷ってたんだね」
サイクスは何も言い返す言葉は無かった。
迷いやすいのかお前の親友は、とシデンに言われたが瀧風は、しっかり小声で返答した
「じゃあさっさと森から出るか」
「そうだね、サイクスちゃんと着いてきてよ」
「わかってる」
森から脱出。
「ふ──……やっと出れたーー!!」
咲は森から出た瞬間ハイテンションになった。瀧風ははたまた、ため息をついた
「さ、進もうか」
「おー!」
「ああ」
しばらくして〜〜
「ここがダリルシェイドだった場所か、瓦礫ばっかだな」
「そうだね、ホント瓦礫だらけだよ」
「これだけ大きかった国だ、かなりの人が亡くなっただろう」
上から
瀧風、
咲、
サイクスの順で思ったことをそれぞれ口にした。
そして周りには瓦礫をあさり、そのしたにある金目の物を探してる人もいる
(戦争が起きたんだろうか……戦争が起きるとどこでもこうなるもんなんだな)
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