Novel Rozen
□短編集〜薔薇〜
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優しさ
「オーベルテューレ・・・」
「私の・・・」
「出番が・・・」
「少ない・・・」
いきなりブーイング?
蒼星石は首を傾げながら言う
「でもさぁ・・・あれはどう見ても、トロイメント初期くらいの頃の話だよ?」
雪華綺晶よりはマシじゃないか・・・
と、付け加える・・・
後ろで殺気を感じたが、気にしない事にする・・・。
「でも・・・」
「トロイメントは出番がかなりあったから良いじゃないか」
「・・・・」
「雪華綺晶なんてトロイメントも出番殆ど無かったしさ・・・」
また、後ろで殺気を感じたが、気にしない事にする。
「しかも、ここのサイトでも、翠とか銀とか・・・」
「そ・・・それは・・・」
「他のサイトでも銀様とか銀様とか銀様とか・・・」
「・・・・^^;」
心なしか薔薇水晶の目は潤んでいる・・・
蒼星石はどうしようか、と考えていた・・・
「薔薇水晶の小説が読まれるようにすればいいんだろ?」
「・・・・!」
「んで、管理人も書きやすいように・・・と」
「!!!」
そのとき、薔薇水晶の種が弾けた!!!
「じゃぁ」
「ん?」
「手伝って」
「いいよ?」
何を思いついたのかな・・・と期待する蒼星石
ニヤニヤと笑みを浮かべる薔薇水晶に嫌悪感があったが・・・
「じゃあ、脱いで」
蒼星石、死亡フラグ?
「へぇっ!?」
「脱げば皆、見る」
「でも、でも、小説じゃ伝わらないよ?」
「作者が頑張れば・・・」
「脱がせてあげる」
「わぁーちょっと・・・まって!!?」
書けるわけありません^^;
続きは裏で・・・ネ。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「ぐはぁ・・・」
「まったく・・・」
そう言うと、巨大な鋏が消えてゆく
「nのフィールドなら・・・」
「薔薇水晶・・・キャラが・・・」
薔薇水晶は泣いている・・・
それを見て心が痛くなった蒼星石は
頭をフル回転させ、励ましの言葉を考えた・・・
「薔薇水晶だってさ・・・愛されてるって」
「?」
「ほ、ほら、ばらしー、とかいろんな愛称があるじゃん。」
「でも・・・」
「それに薔薇水晶好きな人だっていっぱいいるって」
納得したかのように泣き止む
それにホッとした蒼星石だったが
「蒼星石・・・優しい・・・お礼に・・・」
「えっ?ちょ・・・まっててばーーー!!!」
結局こうなるのでした・・・
愛されてるね・・・蒼い子・・・。