絶対迎えに行くから!!ぼくの事絶対忘れないで!!


そう叫んだ裕也の声は、まだ私の耳に、心に響いてる。

いつの間にか視界の中にあった裕也の家族の車はもうない。

裕也が車の窓から叫んでる…。

「絶対忘れないで!!5年後、迎えに行くから!!」
そう言ったもう会えなくなる…。

そんなこと思うと、「忘れるもんか!絶対来いよ!待ってるから!!」

涙ぐみながら叫んだ。



もう裕也の車が見えない…。


まってるよ…。待ってるから。



泣きながら見たそらは、雲一つない青い空だった…

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