戦国無双
□飛ベナイ烏
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「ん・・・ふぅ」
孫市は今、されるがままに足を開き、信長のものを受け入れている。
もはや理性の欠けらも残ってはいなかった。
「孫市・・・」
「あっ・・・あぁぁっ!!」
信長が激しく律動すると、孫市の声もより一層甘くなった。
そしていつの間にか信長の姿は別の人物、風魔の小太郎になっていたのを、すでに壊れかけている孫市は気づかなかった。
「お前の闇は我には心地よい」
更に激しく己を打ち付ける。
「あぁ・・・っ!!」
ただ喘ぐだけになった孫市。
「もっと楽しませてもらうぞ」
「あぁぁぁっっ!!」
一際大きな嬌声をあげた孫市は、そのままぐったりと倒れ、動かなくなった。
「まだまだこれからだ・・・」
小太郎は一人で微笑み、孫市を肩に担ぎ風と共に姿を消した。
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