銀魂

□愛し方を知らないピエロ
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「あーーー」

「あ?なんだよ団長」

「俺、ちょっと忘れ物してきちゃった」

「はぁ?」


鳳仙が地球人に倒され、自分達は今アジトに帰ろうとしていた。


「阿伏兎は先に帰っててよ」

「ってあんた、一体どこに?」

「ん〜?」


相変わらずにこにこしている神威だったが、ちらり見せた目に悟った。


「気に入る奴でもいたか?」

「くくく、まぁね」


その目は獲物を狩る夜兎の眼。


(気に入られたやつご愁傷様)


阿伏兎は心の中で合掌した。




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