デスノート
□あめ、のち、はれ
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外は雨が降っていて、いつも外で遊ぶメロも、仕方なくマットの部屋に来ていた。
部屋の中で聞こえるのはゲームのBGMと、本のページをめくる音のみ。
不意にゲームの音が止んだ。
｢ねぇ、メロ｣
マットがメロに話しかけると、メロは気だるげに答える。
｢雨ってなんか眠くならない？｣
マットはベッドの上にゴロリと横になり、横にもう１人分入れるスペースを作る。
｢別にならない。｣
｢メロ｣
｢……………｣
｢メロぉ｣
｢……………｣
｢め｢ああ!!なんだよもう!!｣
メロはイライラしながらマットの方に振り返った。
｢一緒に寝よ？｣
マットがベッドをポンポンと叩くと、メロはマットに手元にあったカセットを投げつけた。
｢痛っ!!｣
｢すこし黙ってろ。｣
｢む………｣
メロに睨まれ、マットはようやく口をつぐんだ。
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