デスノート

□酒乱の彼にご用心!?
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玄関の扉が開いた。
「おぉ。メロお帰り〜。」
俺がソファーから起き上がると、メロはなんだか疲れている様だった。
「…ああ。」
メロは俺の隣に座ると、俺に何かを差し出した。
「なにこれ?」
俺がそれを受けとると、メロは前髪をかきあげた。
「取り引きの相手から貰った。」
「ふ〜ん。」
俺は中身を取り出した。

メロが貰って来たのは、アルコール度が高い酒だった。
「あ、これお酒じゃん。」
俺がそう言うとメロはゆっくりとこっちを向いた。

「……酒?」
「うん。今日の夜は飲むか!」
お酒は適度な量なら気分転換になる。
メロ…疲れているみたいだし、たまにはいいと思うな。
メロも苦笑はしてたが頷いたし、ツマミ買って来なくちゃ。

「メロ、ツマミ買いに行くけど行く?」
俺は、メロがお酒を飲むのを見た事ないから、どんな酔い方するのかが楽しみだった。

「ツマミはいい。」
メロは、お酒の入ってるビンをワインオープナーで開けた。
中は日本酒らしい。
「そう?じゃあグラス取ってくる。」
俺は珍しく自分から動いた。
グラスを取って戻ると、メロが俺のグラスにもお酒を入れてくれた。



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