短編
□枯れ果てた涙
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私はどうすれば良い…?
私の目の前で死んだアナタ。
人間は、意外にもあんなにか弱くて、もろくて、儚かったんだ。
私に、「ごめんね」と呟いて、呆気なく死んでしまった。
また一人、
私の大切なヒトを失ってしまった。
ずっと泣いた。
ココロが空っぽになるくらいに。
そして、涙さえ流れなくなってしまった。
あの日、私は無くしてしまった。
大切なヒトと、
そして、自分のココロを。
枯れ果てた涙
【そして、優しい心を失ってしまった自分が居た、】
--- アトガキ ---
当サイトのオリキャラの紅愛をイメージして書きました。
紅愛はもともとは優しい子だったんですが、
いろいろな人の死に直面して、あんな性格になったんです。
死ネタになり、すみませんでした。