きらく
きおく
きろく
きみ、く?
◆no title
―――やだね、こういうの
見下してるんでしょ?
気取ってるんでしょ?
自分に酔ってるんでしょ?
ねぇ、あたし
誰かが決めた時間を刻む時計が響くなら
偽物だって正確だったら構わない
やってることは変わらない
嘘だなんて馬鹿なこと言ってないで
どこまで知れば受け入れられるかな
捨てないままで
あたしのままで
2011/03/30(Wed) 23:38
◆薄れる前に
手を握る、夢を見ました
わたしの右手をあなたの両手が
強く握って
わたしの左手がその上から
爪を立てないようそっと触れた
あなたの手は大きくて
しっかりしていて少し荒れていて
わたしの小さな手を
包みこみました
二人だけの視点で
頑張れ、がんばれ、って
無心に祈る
夏の日の午後
速い鼓動は、興奮とときめき
喧騒から隔離された感情は
気づけば幸せでした
2011/03/14(Mon) 08:36
◆金曜日の終末
お久しぶりです、
私はちゃんと、笑えていますか
あまり変わっていないようで
でも全てが進んでる
貴方との微妙な距離を
寄せられない私
お気に入りは、今度はあの子
我が儘で熱心な、私とは違う
韻を踏めなくなった私に
あの場所はあたたかすぎるから
だからさよなら
一言しか交わせなかった貴方に
さよなら
2011/03/11(Fri) 23:37
◆3
好きだなぁ
って、
そっと想う
隣に
行けなくても
いいよ
ささやかな
思い出が欲しい
とか
謙虚なんて、
笑っちゃうよね
きっと
きみは
ひとりで泣いたの
そこは
ちょっとだけ
希望的観測
頼られるわたしに
なれたら
よかったんだけど
これ以上
わたしから
話すことは
出来ないから
あまり期待せずに、
でも祈りながら、
待ってるね
2011/03/06(Sun) 21:41
◆泣けない涙腺
見たくない
見たくない
聞きたくない
転がるひと
待つ傘のひかり
暗闇を走る純情行路
理由が知りたい
出会いたい
歌えない音が増えた私の声
最大限の譲歩は帰りたい
縋るひとなんていないのにね
知ってる、
ただキミの手が欲しいなんて
嘘、嘘、嘘
2011/03/01(Tue) 22:28
◆戯れ言
雲の流れに酔う
好かれないハッピーエンド
ちっちゃくても
それがあたしのすべて
きみはもう
手の届かないところへ
行ってしまった
そこに確かに存在する諦めが
あたしの思考を阻む
やらずに後悔よりやって後悔
そう思うのはきっと今だけ
あれはきっと
2011/02/19(Sat) 15:19
◆no title
愛情は空回り
この痛みは親知らず
いわゆる中毒症状に
僕も君も、悩まされてる
キライだなんて、言わないでよ
2011/02/14(Mon) 18:04
◆no title
新しいリップクリーム買うと
わくわくするよね
あんたのそういうとこ、
嫌いじゃないよ
2011/02/13(Sun) 17:59
◆あれから一年
「アタシたちの方が良かった」
なんて
やっかみをつけてみるけど
所詮それは永劫回帰
キミの視界には入れないままの
もしもホントがウソだとしたら
苦笑いの代償は迷子
トクベツだと思ってた愛が
万人にバラまかれることを知る
的を射抜いた貶し言葉に
反論なんて私は無いから
「これが運命か、
ならばもう二度と」
2011/01/31(Mon) 23:15
◆no title
もうちょっと
一緒にがんばろうな、あたし
2010/12/01(Wed) 17:35
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