法律

□租税法雑記帳
7ページ/7ページ

《国税通則法の端数処理》

【国税の課税標準の端数計算等】

・国税の課税標準(通118T)
→1000円未満の端数or全額が1000円未満
→端数金額・全額を切り捨て
・政令で定める国税の課税標準(通118U)
(118Tにかかわらず)
→1円未満の端数or全額が1円未満
→端数金額・全額を切り捨て
・付帯税の計算(通118V)
 計算の基礎となる税額に
→1万円未満の端数or税額の全額が1万円未満
→端数金額・全額を切り捨て

【国税の確定金額の端数計算等】

・国税の確定金額(通119T)
→100円未満の端数or全額が100円未満
→端数金額・全額を切り捨て
・政令で定める国税の確定金額(通119U)
→1円未満の端数or全額が1円未満
→端数金額・全額を切り捨て
・国税の確定金額を2以上の納付期限を定め,一定の金額に分割して納付する場合(通119V)
 納付の期限ごとの分割金額に1000円未満の端数があるとき
(※政令で定める国税の確定金額は,1円未満の端数があるとき)
→端数金額はすべて最初の納付の期限に係る分割金額に合算する。
・付帯税の確定金額(通119W)
→100円(百円)未満の端数があるときor(全額が1000円(千円)未満
or加算税に係るものについては,5000円(五千円)未満)
→端数金額・全額切り捨て

【還付金の端数計算】

・還付加算金等
1円未満の端数
→切り捨て(120T)
・還付加算金等
 全額が1円未満
→1円(120U)
・還付加算金の確定金額(120V)
→100円(百円)未満の端数or全額が1000円(千円)未満
→端数金額・全額切り捨て
・還付加算金の計算の基礎となる還付金等
→1万円未満の端数or全額が1万円未満
→端数金額・全額切り捨て
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ