TOS+その他

□後日談
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「…う…ん」


「お。気が付いた?」


見慣れた天井と――ゼロスを見て、クラトスは霞む頭でぼんやりと思考を巡らせた。



「…私は…」


「ああ。アーチェのスープ飲んでぶっ倒れたんだよ」


そういえば。ロイドの代わりになってあの殺人料理を口にした事を思い出し、クラトスは額を押さえた。



「…お前が介抱してくれたのか?」


「うん。あれから大変だったのよ〜けどリッドくんが全部平らげてくれてさ〜あいつすげーよ。」


「…あれを?」



クラトスは目を丸くする。


「お、レア顔」


「な、何がだ」



普段沈着冷静な彼が見せる可愛い仕草や表情が堪らなく嬉しく感じる。



「か〜わいいなあ天使様は」


「ば、馬鹿!」



ぷいとそっぽを向くクラトス。ゼロスは吹き出した。


「あはは、ごめんごめん。ヒールウインドかけたけどどう?気分は」


「…ああ。もう大丈夫だ。」



振り向いたクラトスにちゅ、と唇にキスをする。


「なっ、ななな」


「クラトス動揺し過ぎ」



顔を真っ赤にしてうろたえるクラトスにゼロスはくすくす笑う。



「あ〜俺様幸せデス」


クラトスを抱きしめながらゼロスは呟く。



「言っていろ…」


仕返しとばかりに呟いてクラトスはゼロスの腕の中目を閉じた。






強制終了。




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