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□ゼロス・ワイルダーの華麗なる悩み
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はあーあ。


深い深ーい溜息が漏れる。

「…何ですか。辛気臭い。」


「その言い草はねーだろ!」


俺様真剣に悩んでるのに!この鬼畜眼鏡め!


「…どうせ下らない悩みなのでしょう?」


「下らなくねぇ!」


俺様の麗しい悩みを捕まえて下らないだとぉ〜
なんて友達?を蔑ろにする奴だ!するとジェイドはおもむろにはあ、と溜息をついて、



「どうせクラトスをピーしてポーしてバキューンしたい!とかそんなところでしょうに」


「うぐ!」



な、何で分かったんだお前はエスパーかアァァ!



「わかりますよ〜顔に出てますもの」


「何っ!?」



俺様とした事が妄想だだ漏れとは情けない…!



「くそーこれも天使様がヤらせてくれないからだ!手も握らせてくれないんだぜー!バカヤロー!」


「おやおやそんな事言っていいんですかね〜」


本人の前で。


へ?と青くなって振り向けばそこには剣を構えた天使様が。



「…聖なる鎖に抗ってみせろ!シャイニングバインド!」


「ギャアアアアア!」



「せーの回避リアクション!」



こうして俺様は天使様に秘奥義を喰らい天に召されたのでした。



…じゃねぇ!くっそー覚えてろ!ぜってーピーしてポーしてバキューンしてやるー!






おしまい




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