ガンダムダブルオー
□罰ゲーム
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「ロックオン・・・」
ふと気になってアレルヤはロックオンに何かあったのか尋ねよう言葉を紡ごうとしたが、今回の勝者であるスメラギによって消されてしまった。
「はい、アレルヤー。今回の罰ゲームね。」
早々に勝ち逃げしたスメラギはすでに皆より離れたところでお酒を飲んでいた。
毎日のようにお酒を飲んでいるのを見るが、彼女が酔ったところをプトレマイオスに乗っているクルーはあまり見たことがなかった。
そのスメラギは微笑みを浮かべながらアレルヤに紙袋を手渡した。
いつもは頼もしくみえる笑みが、今は悪魔の笑みにみえて仕方がないアレルヤだった。
「・・・これは？」
紙袋の中には白い布と黒い布が見える。何かの服だろうか？
「はい、これ着てきてね。着方がわかんなかったら電話ちょうだい」
といってスメラギは有無を言わさない勢いでアレルヤを部屋から追い出した。
アレルヤは仕方なくここからさほど遠くない自室で着替えることにした。
自室で紙袋から服と思わしき物を出したアレルヤは息をのんだ。
「これは・・・・。」