★青とみんなの詩★
02/21(Tue) 23:15
黒い雲、隠れる月。
青
君が 泣くのを初めて見たとき。
息が止まる位に、嬉しかった。
倖せで、倖せで、
その高揚が伝わってしまわないように気をつけながら
そっと君を抱きしめた。
ただの友達。
友達のうちの、一人。
だけどぼくは
君が愛しくて愛しくて。
いくら見ていても飽きなかった。
雲の流れるのを 見ていた。
真っ暗な空。
音を立てて渦巻く、風。
暗闇が荒れれば荒れるほど、ぼくは嬉しかった。
君が側にいるから。
ただの友達。
ずっと友達。
何も望まない。
ただ、
このまま 君を見つめ続けていたいだけ。
決して気付かないで。
気付いても目を閉じていて。
愛しています。
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