□お酒は20歳から
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「桃とおチビは、どうすんの?」

「俺は…」

「来ないなんて言わないよね?桃」


怖い……。

不二先輩に微笑みかけられるとハッキリ言って、逆らえない。

「えーっと、行くよな?越前」

「……桃先輩行くの?」

「あ、あぁ」


流石に不二先輩相手に戦う気しねーよ。

「ふ〜ん…じゃあ俺も行く」

「そっか、良かった」


本当に良かった…

あのメンバーの中に一人で居たら、皆に見せつけられるだけだからな。
どうせなら越前といたい。


「よーっし、じゃあレギュラー全員決定だにゃ!」


その流れで、そのまま英二先輩の家にお邪魔して、今に至る訳で…。



「せんぱい、暑い……」

「わ!!待て!分かったからココで脱ぐな!」


俺の上に跨ったままの越前が、そのまま服を脱ごうとしている。


んな無防備に可愛いトコ他のヤツに見せんなっての!


「ねぇせんぱい。ちゅーして?」


「………


っ、はい?」



思いきり後ろの壁にぶつかってしまった。


皆もかなり驚いた様子で、コッチを目を見開いて見ている。

いつもなら言わないような言葉をサラリと言ったかと思うと、今度は俺の顔に自分の顔を近づけてきていた。




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