太陽の華
□rain rain…
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完食すると、お腹が満たされたからか、落ち着けた
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした」
「落ち着きましたか？」
「うん
心配かけてごめんね？」
そう言うと、私は笑ってみせた
ちゃんと笑えていたかはわからないけど…
それを見た二人は優しく微笑んでくれた
「そうだ
シアンとセピアは？」
そう聞くとソラが困ったようにはにかんだ
「つい２時間くらい前まではいたんだけど…
ケンカ始めちゃったから、追い出した」
「…え？」
止めるという選択肢は？
「ソラ様は悪くないんです
お二方が騒いでしまい…
あまりにもどうしようもない感じでした
なのでソラ様がそれを見かねて…」
「騒ぐなら外に行きなさいってドアからほっぽりだしたんだ
ちなみに、ケンカするならバトルルームに行きなさいって言ってね」
さすがお兄ちゃん…
ケンカの扱いになれてらっしゃる
「なんでケンカしたの？」
「そ…
それは」
コハクが口ごもる
なんだろ？
「はぁ…
そろそろ二人を迎えに行こうか
さすがにもうケンカも終わってるだろうし」
そりゃ、いくら仲があまりよくないって言っても２時間だよ？
さすがに終わるよね
「行こうか」
私がそう言うと、二人が笑顔で頷いた
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