薄桜鬼
□伍
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食事を前に座っていると襖が開き、沖田、藤堂、千鶴、斎藤が入ってきた。
永倉「おめぇら、この俺の腹の高鳴り、どうしてくれんだ。」
千鶴「すいません、私のせいで。」
「ぁ、千鶴!」
原田「何でそいつがいるんだ?」
藤堂「何だよ、いちゃ悪い?」
永倉「んなこたぁねぇが。まぁ、飯はみんなで食った方が美味いに決まってる。」
原田「おぃ、そんなところに突っ立ってねぇで、こっち座れ。」
「ここおいで。」
千鶴「すみません。」
原田と呪鬼の間に座った。
藤堂「はいよ。」
膳を受け取る。
千鶴「ありがとうございます、藤堂さん。」
藤堂「あぁ、その藤堂さんっての止めない?みんな平助って呼ぶからそれでいいよ。」
千鶴「でも…。」
藤堂「歳も近そうだから、その方がしっくりくるし。俺も千鶴って呼ぶから。」
千鶴「じゃあ、平助くんで。」
藤堂「そう、それでいい。じゃあ千鶴、今日から改めてよろしくな。」
千鶴「はい。」
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