忘れられない記憶
□第5話『蘇る記憶』
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「これからは、ずっと一緒にいられるんだね。」
カ「そうだね。」
火「2人共、わしのことを忘れてはいないか?」
「ぁ…すみません。」
火「まぁよい。…雪華も帰ってきたばかりじゃし、2人には3日間だけ休みをやろう。」
カ「2人って、俺までいいんですか?」
火「うむ。そのかわり、その間に里をいろいろと案内してやってくれ。」
カ「はい、わかりました。」
火「では、2人共もう帰ってよいぞ。ゆっくり休みなされ。」
「ありがとうございます。」
カ「失礼します。」
2人でドアへ向かう。
火「おぉ、忘れとった。ちょっと待ってくれ。」
「どうしたんですか?」
火「雪華に言い忘れたが、この里ではお主がナルトの兄弟だと言う事は極秘事項で、一部の人間しか知らない。」
「…はい。」
火「絶対に他言しないこと。よいな?」
「はい。」
少し悲しそうに返事をし、雪華は部屋を出て行った。
カカシもそれを追って部屋を出た。
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