忘れられない記憶
□第4話『過去の記憶』
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ミ「カカシ、雪華が将来戻ってきた時には、君がこの術を解いてあげてね。」
カ「…はい。」
ミ「じゃあ、俺は行くよ。」
ミナトは、雪華を大事そうに抱きかかえた。
カ「先生!」
ミ「何?」
カ「頑張って…ください。」
ミ「ん、ありがとう。」
笑顔でカカシにそう言うと、ミナトは部屋をでた。
ミ「待たせたね。」
セイヤ「随分と遅かったな。」
ミ「雪華がグズりだしちゃってね。」
セイヤ「そうか。」
ミナトは雪華をセイヤに渡した。
ミ「じゃあ、雪華を頼んだよ。」
セイヤ「あぁ。でも…本当にいいのか?」
ミ「もう決めたことなんだ。」
それきり、お互い何も話すことはなく2人は別れた。
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