忘れられない記憶
□第9話『雲隠れの里へ』
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少し悩んだ素振りを見せた後、雪華はカカシを見た。
「カカシの迷惑にならないなら、一緒に暮らしたい。」
カ「全く。雪華が迷惑になんてなるわけないでしょーよ。じゃ、2人で引っ越しだね。」
「新しい家は?」
カ「実はもう見つけてあるんだよね。見たい?」
「うん、見たいっ!」
カ「じゃ、行こっか。」
手を繋いで行く。
5分ほど歩いたところに1件の空き家が見えた。
カ「あ、あった。ここだよ。」
雪華の目の前に広がるのは、今までのカカシの家の数倍はありそうなくらい大きな家だった。
「中、入ってもいいの?」
カ「いいよ。」
広いリビングに台所、トイレ、お風呂、洗面所、他に部屋が3部屋もある。
「すっごーい!」
カ「どう?気に入った?」
「うんっ!」
カ「じゃあ、引っ越しは1週間後。ナルトたちにも手伝ってもらうから。」
「わかった。」
雪華は笑顔で頷いた。
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