忘れられない記憶
□第8話『ナルトの心情』
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素早く“火影岩の掃除”を終わらせた私たちは、約束通りラーメンを食べに一楽に来ていた。
「みんな、遠慮しないで好きなの頼んでね。」
ナ「やったー!じゃあ、俺は味噌チャーシュー!!」
サク「私は…醤油で。」
サス「俺も、醤油。」
サク「雪華先生は?」
「えっと…じゃあ、味噌で。」
注文してから、しばらくみんなで話をしていた。
テウチ「はいよ。」
ナ「うわぁ、美味しそう!いっただきまーす!」
満面の笑顔でナルトはラーメンを食べ始めた。
ナ「うん、上手いっ!やっぱ、おっちゃんのラーメンは世界一だってばよ!」
テ「お、嬉しいこと言うじゃねーか。よし、味玉サービスだ!」
嬉しそうにナルト、サクラ、サスケの器に味玉を入れていく。
テ「雪華さんも、ほら。」
「ぁ、ありがとうございます。」
テ「ん?どうした?」
「ちょっと、昔の事を思い出しちゃって…」
テ「お父さんと、よく来てたもんな。」
「はい。」
ナ「なぁ、雪華ねーちゃん。」
「ん?」
ナ「ねーちゃんは、四代目火影の娘なんだよな。」
「え、うん。そうだよ。」
ナ「どんな人だったんだ?」
「私のお父さんのこと?」
ナルトは頷いた。
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