忘れられない記憶
□第4話『過去の記憶』
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***―12年前―***
雪華がまだ9才の時。
雪華とカカシは火影室で、雪華の父親である四代目火影―ミナト―と遊んでいた。
すると、いきなり忍の人が慌てた様子で部屋に入ってくる。
忍「火影様!九尾が…九尾の妖狐が現れました!」
ミナト「やはり現れたか…わかりました。すぐに行きます。私が行くまでの間、お願いします。」
忍「はい、わかりました!」
忍の人は瞬身で姿を消した。
雪華は、忍ではなかったが両親からよく九尾などの話を聞いていたため、不安気な顔でミナトを見た。
「パパ…。」
ミ「雪華、心配しないで。雪華のことは何があってもお父さんが必ず守るから。」
カ「先生…」
ミ「カカシ、雪華が大きくなったら、よろしくね。」
カ「…はい。」
ミ「さ、雪華行くよ。」
「え?どこに行くの?」
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