Forever With You
□第I話
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「失礼します。」
ヴォルデモート「待っていたぞ。」
「遅くなり、申し訳ありません。」
ヴ「気にしなくて良い。そこに座れ。」
指示された席に着く。
ふと顔を上げると向かい側にセブルスが座っていることに気づいた。
しかし、セブルスはまだアリスには気づいていないようだった。
ヴ「今年は珍しいことにグリフィンドールを卒業した者が入った。自己紹介をしてもらおう。」
「はい。バイオレットアリスと申します。よろしくお願いします。」
アリスの名前を聞いた瞬間、セブルスは顔をあげた。
眉間の皺が僅かに深くなった。
ヴ「なんだ、セブルス知り合いか?」
セブルス「いえ…。」
ヴ「アリスのことは…ベラ、お前に任せよう。アリスにはダンブルドアを探らせている。頼んだぞ。」
ベラトリックス「わかりました、我が君。」
ヴ「他に、何か意見のある者は?」
ヴォルデモートが、見回すが誰も一言も話さない。
ヴ「では、以上だ。各自、任務に戻れ。」
その言葉とほぼ同時に過半数の死喰い人が消えた。
気付けばヴォルデモートの姿も消えていた。
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