Forever With You
□第G話
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アルバス「アリス、ここにいたのか。」
「先生。」
ア「実は、魔法省から手紙が届いての…。君に、ぜひ魔法省で働かないか、と。そうかかれておったのじゃ。」
「私に…ですか。」
ア「そうじゃ。君は、魔法省で働きたいと言っておったじゃろ。どうするかね?」
「よろしくお願いします。」
ア「うむ。では、そのように返事をしておこう。それと、卒業後の住む家じゃが…。」
「実家に戻る予定です。」
ア「それが、残念ながら君の家は全壊してしまっているのじゃ。」
「そんな…。」
ア「そこでわしからの提案があっての。新しい家が建つまで、わしの別荘に住まんかの。」
「でも…。」
ア「大丈夫じゃよ。あやつには、スパイのために住んだとでも言っておけば良かろう。」
少し悩んだような顔をした後、アリスは頷いた。
ア「あの家にはあらゆる防御魔法がしてある。わしかアリスが許した者以外あの家には入ることもできんから安心するのじゃ。」
「ありがとうございます。」
ア「卒業式の翌朝に移動で良いかの?」
「はい。」
ア「サヴァンとノアのベッドやオモチャも用意せねばならんの。」
そう言って、楽しそうに笑いながらアルバスは去って行った。
「明後日には、もうホグワーツとはお別れね。」
そうつぶやいて、アリスも自分の部屋へ向かった。
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