Forever With You
□第D話
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アルバス「とりあえず、座って話そうかの。」
アルバスに優しく背中を押され、ゆっくりとソファへと歩いていく。
ア「座るのじゃ。」
アルバスが肩に手を置き少し力を入れると、アリスの体は簡単にソファへと崩れ落ちた。
アリスをソファに座らせると、アルバス自身も向かい側のソファに腰をおろした。
ア「今からご両親の死について話そうと思うんじゃが良いかの?」
「……。」
ア「アリス、辛いのはわかる。じゃが、君はそれを受け入れ、乗り越えなければならないのじゃ。」
その言葉に、一瞬アリスの目が揺らいだ。
ア「話して良いかの?」
小さくだか、確かに頷いた。
ア「まず、死因についてじゃが…他殺だそうじゃ。」
「なっ!」
アリスの目が大きく見開かれる。
ア「犯人も、もうわかっておる。」
「誰、ですか…?」
ア「…ヴォルデモート、じゃよ。」
「ヴォルデモート…。」
アリスの頭には、ヴォルデモートの下へ行ったセブルスの姿が浮かんでいた。
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