目指せ、上忍!

□第2話
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シン「ここだよ。」


シンはとある部屋の前で足を止めた。
ドアには“上忍待機室”と書かれている


“ガチャッ”


シンがドアを開けた。
中にはイルカと同じ服を着て、斜めに額あてをした人、ひとりだけがいた。


(…え、何あの人。めっちゃやる気なさそうな目なんですけどっ!これがあの時の人だとは思えないから、別人か…残念。)

シン「カーカーシー!!」

カカシ「ん?シンか…どうした?」


“カカシ”と呼ばれた人が雪華たちに向かって歩いてきた


シン「あのね、カカシに会いたいって人連れてきた。」

カカシ「俺に?」

「あぁあぁ、シン。ごめん、違う人だったみたい。」


カカシはわたわたと慌てる雪華を見た


カカシ「あれ、君…あの時の…」

「…え?」

(やっぱこの人?)

シン「カカシ、お姉ちゃんのこと知ってんの?」

カカシ「まぁ、ちょっとあってな。でも、雪華ちゃんがどうしてこんなとこにいるの?」

(名前…覚えててくれたんだ)

「私、忍になることにしたんです。」

カカシ「え?」


驚いたような顔で雪華を見ているカカシ











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