無 限

□服装検査
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小花柄に落ち着いた色合いのシフォンワンピース


僕にしてはちょっと物足りないけど、たっちょんが好きそうだと思って着てきたのに…



「…何が悪いとか全くわからんのやけど…」

何がダメなのかサッパリわからない
首を傾げてワンピースの裾を掴もうとしたら、たっちょんにその手掴まれた


「っ…ふぇ?」

「……スカート」

「………すかーと?」

「短すぎやろ」


たっちょんの目線は僕のスカートで、言われてみればいつもより短い気も……しなくも無い


そう言えばいつもはレギンスを合わせたりして素足を出すこともないし…あまり意識したことも無かったけど

顔を上げたら、ムスッとしてるたっちょんの顔が少し紅くなっていた


「……」

「…他のヤツに、彼女の生足見られた無いんやけど」

「……おんっ」



何だかたっちょんが可愛くて見えて、僕まで恥ずかしくなって紅くなった


「………」

しばらくお互い黙っていたら、たっちょんが僕の手を引いていきなり歩き出した


「っ…どこ行くん?」

「どこも行かん」

「…へ?」

「………映画やったら、俺ん家のDVDで充分やろ」


前を歩くたっちょんを見上げたら、その横顔がさっきよりも紅くなっていて…


「………うんっ」

そう言われた僕の顔も、さっきより紅くなった
 
 
「…たっちょんっ」

「ん?」

「……大好きっ!」

「…俺も」




END






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