song
□一房
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♪またひそふさ髪の毛が吹き飛ぶ
風を止める力は無い
向こう岸で泣き崩れる君に
せめてもの餞になれ
あの日の約束は忘れて良いよ
ただひとふさ抜け落ちた髪が
なぜこんなに頭光らす?
また一束髪の毛が落ち逝く
時を止める力なんてないから
カツラを見つけなよ
一つで良いよ
自分の好きな色を選べば良いよ
同じ色のカツラを選びあって
育毛剤派の人を責めた
同じ色の鏡で映し合って
ハゲがちゃんと隠れてるか見た
今君のために色あせたヅラを買う(余計なお世話だ)
今君のために色あせた育毛剤捨てる
生える夢の中でおやすみ