☆獄寺隼人の苦労☆

□勉強時間
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―双葉―


『…もっちゃんの所にもいなかったなぁ』


もっちゃんのところに行ったが、やはり隼人はいなかった。


『でも、もっちゃんに1回自分の部屋に行ってみたらって言われたから行ってみよ!』


もっちゃんの助言通り双葉は自分の部屋に向かった。



―隼人―


「おい、入るぞ」


その頃隼人はやっともっちゃんの部屋。


「ん!?どうしたんだ?双葉もさっきここにいたけど…。お前も勉強時間だからって部屋に戻ったんじゃ…」


双葉探しに行く前はやっぱりここにいたらしい。


「今度はその双葉探しだ。どこ行った?」


「双葉の部屋に行ったらどうだって言っといた」


「サンキュー、じゃあな」


こちらももっちゃんの助言通り双葉の部屋に向かった。



―双葉―


『ここにもいないや…』


自室を隅々まで見たが、いるはずもなく部屋から出てきた。


するとそこに、


『あっ!骸!』


骸が通りかかった。


「おや、双葉、そんなに急いでどうしたんですか?」


『おぉ!今日は珍しく紳士だっ!ま、それはどーでもいいから、隼人知らない?』


珍しい骸に感激しながら、そんな紳士には興味なさそうに、聞いた。


「さぁ…結構前ですが、こっちに向かっていましたよ」


ツナの書斎他がある方向を指差した。


『ありがとー!行ってみるね』


結構前だと言われたのに素直にその方向へ走っていった。

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