☆獄寺隼人の苦労☆

□アルコバレーノ2
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「あ?スカルか、別にいいぞ。俺も慣れてるし」


「いえ、やらないと先輩たちになにされるか分かりませんから」


ちらっとリボーンとコロネロの方を見る。


……ゆっっっくりとくつろいでいます。


「お前も苦労してんだな…」


「そっちも大変ですね…」


何か同情し合っちゃってます。


やはり、パシリ同士何か分かるというか何というか…。



そんなこんなで全ての種類を淹れ終え、それぞれに配る。


「ほら、双葉がミルクティー、マーモンがレモンティー、ラル・ミルチはストレート、ヴェルデは緑茶」


「リボーン先輩はエスプレッソ、コロネロ先輩はコーラ」


そして、最後に自分たちの分をテーブルに置きふぅっと息をついた。


「…そういえば思ったんだけど、DVDとめる前にあった、双葉の抱きついてはポイってする抱きついてはポイってする…っていう動作は何だったんだ?」


一息つくと隼人はこんな疑問を出した。


それを聞いたアルコたちはあぁ、あれか、と各々の表情をしながらうなずいた。


「あれは、双葉が好きな人に乗り移っていく様だぞ」


まず、リボーンが答えた。


「だから、あの順番は絶対だぞ、コラッ」


次にコロネロが答えた。


「あの順番じゃないと1人1回抱きついてもらえないんだよねぇ」
その次にヴェルデが答えた。


「俺は別に抱きつかれなくてもいいのに…」


そして、スカルがボソッと言った。


「何か言ったか?パシリ」


リボーンはボソッと言ったのも聞き逃しませんでした。


「へぇ…でも、何でリボーンさんが一番最初なんだ?」


またもや隼人の疑問。


『え?それは…意地悪だし、隼人いじめるし、銃持ってて怖いから』


「じゃあコロネロは?」


ライフルを持っているコロネロはどうなのかと隼人は聞いた。


『コロネロも嫌い』



―ガーン



おおっと、コロネロさん双葉の容赦ない一言により部屋の隅の方でキノコ栽培を始めましたっ!

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