右側のワゴン
□弱味。/ﾎﾟﾌﾟ/ｳｫｲﾝ
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今日も僕は、片思いのストーカーをストーキング☆
【弱味。】
ずっとぴったり十メートルの間隔を保ってジズを見守っている彼を、僕は同じく十メートルの間隔を保って見守っている。
あぁあぁ、顔なんか真っ赤に染めちゃって。
女々しいなぁ。
「やぁ。何してるんだい？」
わざと清々しくやぁ、何て言ってみる。
「う、ウォーカー！？」
案の定赤い顔を更に赤くして心の底から驚いた。
…可愛いなぁ。
「な、何でお前が此処に！？」
「何でって…ただ通り過ぎたら見掛けただけだよ。」
ここ道路だしね、と告げると、そういえば…と言う感じで辺りを見渡した。