世界はひとつ

□これからの事
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紺那side





自分の家で寝ていた筈の僕達は、いつの間にかテニプリの世界にトリップしていた。



テニプリの世界で出会った檸に案内されて、テニス部の部室に来たんだけど…





檸『それじゃあ、跡部達呼んで来るねん。ちょいと此処で待ってて!』


紺那『うん!』




ーパタン




玲奈『………。』


冬架『………。』


紺那『………。』




檸が去った後の部室はシーンとしている。



玲奈はまだトリップした事に戸惑っているみたいだなぁ…



まぁ、玲奈の性格から考えると不安もあるけど、何より向こうの家族や友達の事を気にしてるんだと思う。




冬架は考えてる事とか顔に出さないから分かんないけど、マイペースで物事にそんな動じないタイプだからきっと大丈夫。




僕は…勿論平気。


だって、どんなに会いたいと願っても叶わなかった人達に会える。



こんな幸せな事…他にないよ。



だから、此処での生活を目一杯楽しむつもり。




紺那『何シーンとしてんだよぉ!もう直ぐで会えるんだよ?』


玲奈『う、うん。そうだね…緊張しちゃって…』


冬架『あたしは眠いだけ。ちょっとしか寝てないのにこっちに来たから…』


紺那『あはは!冬架らしい。玲奈もリラックスして!』


玲奈『うん。ありがと』




僕の掛けた言葉でずっと強張った顔をしていた玲奈も笑顔になってくれたし、何とか和んだけど、本当これからどうなるんだろ…



トリップといえば…





紺那『まず住む所は跡部が何とかしてくれるでしょ〜』


玲奈『そうだね。図々しいかもしれないけど、今の私達は跡部君に頼るしか…』


冬架『家には困らないって分かったけど、学校は?』


紺那『それも跡部が氷帝に通わせてくれるんだよぉ』


冬架『へぇ。跡部って使えるじゃん』


玲奈『使えるって…』





夢小説の中の展開だと、家や学校の事は跡部が居るから安心として





紺那『やっぱりさぁ、逆ハーとかされちゃうのかな!?』


玲奈『え!?そんな…っ』


冬架『逆ハー…?』





ーガチャ




檸『皆!跡部達連れて来たよん!』



来た来た来たー!!!





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