学パロw

□暑い朝
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窓から差し込む光で目が覚める。



暑い・・・ものすごく暑い・・・。今は8月。真夏だから暑いのは当たり前だけど異常に暑い。
なんでこんな暑いんだ。とりあえず水でも飲もうと起き上がろうとすると何かに腰をつかまれていて起き上がれない後ろをちらりと見て絶句。



異常な暑さの原因が今やっとわかった。



この暑さはきっとこの後ろに引っ付いて寝ているチューリップ頭のせいであろう。



昨日の夜はあたしの家でクラスの皆で打ち上げをした。ルフィとボニーが食い散らかして、ゾロとサンジは喧嘩、ローとナミは気が合うのか怪しい会話をして・・・あたしはペンギンとキャスケットと普通にはしゃいでて・・・そんでこの後ろにくっついてるチューリップ男はあたしの隣でキラーと飲んでいた。



皆酔いつぶれて寝ている。床に転がって。まぁいつもの光景・・・



それなのに



『ちょっと・・・起きろ変態っ!!!』


「っせーよ・・・ぁあ゛??」



しかもこいつ上半身裸であたしに抱きついてんのぉぉぉ!?!?!?!?




『寝ぼけてんの??早く離して・・・てか離せ!!!』



きっと酔って寝ぼけてたんだろう。しょうがないチューリップだ。頭の中までお花畑か。




「お前・・・いーにおいすんなぁ・・・」



起きたかと思えばいきなり首に花を・・・間違えた鼻をすりすりしてにおいをかいできやがった。



ぞわわわわわ



『や・・・やめんかこの・・・万年発情期!!!』




あまりにも気持ち悪すぎて殴り飛ばしてしまった。




「っい・・・て、てめぇ・・・何しやがる!!!」



顔面に当たったらしく涙目だった。天罰だまったく・・・




『何しやがるはこっちの台詞!!!今の状況を見ろチューリップ。おかしいでしょうが・・なんであんたあたしに抱きついて寝てるのよ!・・・とりあえずはーなーせー!!!』





やっと今の状況に気付いたらしく顔をチューリップ色にしてなにやら叫びながらあたしを





投げ飛ばした。





「うぁぁ!!!!」



『うがっ』「ぐはっ」




しかもろちによってローの真上に。





『い・・・ったぁ。何すんのよキッド!!!』



キッドは一人でぶつぶつ何か言っていてあたしの話なんか聞いてない。




ロ「レイ・・・なかなか強烈な起こし方してくれるなぁ??誘ってんのか?なぁ?」




おしりをなでながら不機嫌そうにローが言う。




『けつ!!!ロ・・・ロー;;違う!! あたしがやったんじゃなくてキッドが・・・!!!』



ロ「ユースタス屋???・・・なんだあれ。きもくないか」




ローが不機嫌な顔をしたままキッドを見て顔をゆがめた。あたしもキッドを見て・・・



キ「いやいやいや!!まてまて俺・・・あんな貧乳に・・・違うあれだあのっうわぁぁぁ」





『何あれ・・・。壊れた??』



ロ「何があったんだよ?」




とりあえず状況をローに話すとローは驚いたような顔をして何もされてないかと心配してくれた。珍しく優しいローに明日は雨が降るかもなどと考えていた。あたしがそんなことを考えているうちにローはキッドに近づいてなにやら話していた。





ロ「おいユースタス屋。お前レイにまで手出すとは頭大丈夫かよ。」



こいつユースタス・キッドは学校でも有名な不良で女遊びの激しい男だ。まぁそれはロー
もなんだけど。




キ「ち・・・ちげえ馬鹿。こんな色気のねぇ女興味ねぇよ」




『は??』



ロ「だろうな。焦ったぜ・・・。お前抱く女は巨乳ばっかだもんな笑」





キ「あたりめぇだ。こんな貧乳。そういうお前こそ・・・」





二人は女の好みを言い合い楽しそうにあたしを馬鹿にしていた。




『あんたらねぇ・・・』




こいつらなんなんだ!!人のこと勝手にいろいろいいやがって!!!





考えてみればおかしくないか?朝起きたらチューリップに抱きつかれてて、投げられて、ローにセクハラされて、仕舞いにはあたしを馬鹿にしだした。おかしいよね。おかしくないわけ無い。




ロ「やっぱりあのAV女優の・・・??どうしたレイお前も混ざるか?」



キ「おいおいおい。お前女のくせにAVかよ。しゃぁねぇな・・・俺の貸してやるよ」





『で て け 』





あたしは二人を玄関から放り出し鍵をかけた。そとでなにやら叫んでいるがお構いなしだ。




『まだ5時じゃん・・・寝よ』






やっと静かで涼しくなったとこであたしは再び眠りについた。







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連打ピンポンをされて起きるまで5秒前。
 

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