Novel
□4話
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ゾ「....始まっちまったかっ」
ク「ハッハッハッハッハ」
ナ「なんて作戦をッ!!!」
ク「どうだ気に入ったか?君も参加していた作戦が今開花した。みんな心にこう思ってるんだ。
オレ達が守るんだ。」
『.....』
ク「オレ達がアラバスタを守るんだとなっ」
『それ以上...ふざけたことをビビの前で言うな!!!』
レイは力のある限り叫んだ。守ろうとする人達を馬鹿にしたクロコダイルが憎くて仕方かった。
ク「ハハハハ。泣かせるじゃねぇか!!!国を想う気持ちが国を滅ぼすんだ」
ゾ「外道って言葉がコイツにはピッタリだな。」
ル「....のやろォー!!!レイっお前ならこの檻壊せんだろっオレをだせェ!!!」
『バーカ...無茶苦茶言うなタコ!!動けるならとっくに動いてるっつーの####』
レイは悔しかった。ビビを助けるなどと言いながらこんなヘマをしてしまった。
この手錠さえ外せれば....
レイは周りを見渡した。
『......!!Σ』
ク「何故オレがここまでしてこの国が欲しいかわかるか??」
ビ「あんたのくさった頭の中なんかわかるもんかっ!!」
ク「口の悪い王女だ。」
ス「(あの女...なにを考えて...)」
スモーカーはMsオールサンデーを見て何やら考えこんでいた。
クロコダイルはルフィ達が入っている檻のカギとレイの手錠のカギを持ち上げバナナワニの巣にかざした。
ク「さぁて....レイ。お前がオレと来るならこれは返してやってもいいぜ??」
ル・ゾ・ナ・ウ・ス・ビ「 !!!!!!??? 」
『へぇーあんたとねぇ。』
ル「駄目だぁっ!!!ぜってぇ許さないぞ!!」
ゾ「レイ馬鹿はやめろよっ」
ナ「いっちゃ駄目よ!」
ビ「レイさんっ!?」
ス「....っ」
ウ「俺を助けっドガッガスッ...すびばぜんっ」
ク「どーする??レイ。」
レイはニヤリと笑った。そして立ち上がり椅子をクロコダイルに蹴り飛ばした。
守るよ・・・。
でも自分を犠牲になんて絶対しない。ほかの方法で助ける。
『勘違いすんじゃねぇよ。一緒に行くわけが無いだろ?』
ク「残念だ。」
バナナワニは2つのカギを食べてしまった。
ク「レイは両方捨てた...王女..お前は国か仲間かどっちをとる???クハハハッ」
クロコダイルはオールサンデーを連れて部屋をでていく。 そして振り返り思い出したように言った。
ク「この国の奴らは馬鹿で使いやすかった..ユバのジジィもな。」
「「「 !!!!!????? 」」」
ク「度重なる砂嵐にも負けず馬鹿な奴だなっハハ」
何をいっているのかよくわからないそんな顔をしている皆をよそにレイはクロコダイルを睨みながら怒りをあらわにしていった。
『砂嵐が何度も同じ所を通るはずがない...砂嵐と聞いた時からもしやとは思ってた。あの砂嵐はてめぇの仕業か。』
ルゾナウ「.....っ」
ビ「っ殺してやる!!!!」
ク「ハハハハハハッ」
「ザバァァァ」
『(水!!!)』